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F値

 えふち


F値とはレンズの焦点距離を有効口径で割った値で、レンズの明るさを表します。つまりF1.4~F2.8といった値をもつレンズは大口径で明るいレンズであると言えます。

この場合のF値は開放F値(絞りを一番開いた状態)であり実際の撮影では条件や撮影者の意図によってF8やF11と絞る(または自動的に絞られる)こともあります。
このように撮影時のF値を「絞り」「絞り値」とも呼びます。

F値は1に始まり1段絞るごとに光量が半分になっていきます。F値は1.0、1.4、2.0、2.8、4.0、5.6、8.0、11、16、22、32、という段階があり、F1.4で適正露出であった場合、F2.0に絞ると光量が半分になるのでシャッタースピードを1/2に(遅く)しなくてはなりません。

開放F値が5.6といった暗いレンズの場合、初めから光量が少ないため暗い場所では速いシャッタースピードで撮影することができないのです。




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