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被写界深度

 ひしゃかいしんど


被写界深度とはピントが合う深さ(前後の距離)のことです。

レンズの開放絞り値では被写界深度は最も浅く、F8、F11と絞り込んでいくほど深くなっていきます。

この被写界深度は撮影シーンによってその意味合い(必要性)が異なってきます。つまりポートレート撮影など被写体以外にピントを合わす必要がない(背景をボカしたい)場合は絞りを開放値近くまで開けると被写体を浮き上がらせるような効果が期待でき、反対に風景撮影など全てのポイントでピントを合わせたい時はF16,F22と絞り込んでいくと良いでしょう。

風景撮影で光量が不足しているからといって開放絞りで撮ったりするとピントが合っているところが少なく、ピンボケ風の写真になってしまいます。

その時は絞りを優先しシャッタースピードを落とし、必要に応じ三脚を使用して撮影すると良いでしょう。



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