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町のスナップ撮影で背景として建物が写ることはよくありますが、建物自体を被写体として撮影する建築撮影についてお話します。通常では建築物を撮影することは、あまりないと思いますが例えば旅行先で泊まったホテルや旅館、観光地の神社・仏閣、都心の高層ビルやタワーなどを撮影してみるのも楽しいと思います。


高層ビルの撮影
被写体としてはとても大きな物ですので単純に全体を写そうと思えばかなり離れなければなりません。でも、離れて行くと今度は余計なものが画面の中に写り込んできたりします。また、建物の真下から見上げるように撮影する方法もありますが、広角レンズでは先細りの画像に望遠レンズでは部分的な全体が見えない画像になってしまいます。
結局のところ少し離れたところから広角~標準レンズで付近全体を映し込むよう風景風に撮影するのが良いでしょう。


この時注意すべきは出来る限り地表部分(建物の1階部分)を写すことです。高さに気を取られて上層階を写そうとするのですが、そうすると逆に高さが分からなくなってしまいます。1階から最上階まで写すことによってその建物の高さをストレートに表現することが出来ます。


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building
 28mmで撮影



神社・仏閣の撮影
旅行での撮影となるとやはり神社・仏閣を撮影する機会が多いと思います。
例えば境内入り口の楼門(2階建ての門)などを撮影する場合は、奇をてらわずに真正面からシンメトリー(左右対称)に撮影するのが良いでしょう。変に偏った位置から撮影すると全体像が分からず後から見るとイメージが違って見えることがあります。境内に立ち入るときはほとんどの方は真正面から入られたかと思いますのでその記憶通りストレートに写す方が良いでしょう。



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