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手ブレ
静止している被写体を撮影しているのにブレて写ることがあります。
これはいわゆる「手ブレ」で、シャッターを押す際カメラ自体が動いていることが原因です。この手ブレという現象はある程度のシャッタースピードがあれば防げることができますが、1/30秒以下などのスピードではブレる可能性が高くなってきます。一度自分がどれくらいのシャッタースピードまで"耐えられる"のかテストしておくと良いでしょう。


被写体ブレ

旅行での記念撮影や、風景を撮るときなどはあまりシャッタースピードを気にすることはないでしょう。ですが、例えばお子様の運動会の写真やスポーツ、ダンスといった動きのある被写体を撮影する場合、シャッタースピードは絞り以上に注意する必要があります。

静止している被写体の撮影では、広角レンズ(24ミリ~35ミリ)や標準レンズ(50ミリ)で撮る場合、シャッタースピードは1/60秒でもブレることはありませんが、少しでも動きのある被写体をピタッと止まったように写すためにはそれ以上早いシャッタースピードが必要となります。

少しでも動きがある場合は1/125秒か1/250秒、自転車など乗り物に乗っている場合は1/500秒以上のスピードが必要です。事前に被写体が動きのあるものと決まっている場合で被写体ブレを避けたい場合、天候にもよりますがシャッター優先モードで1/250秒か1/500秒に設定し撮影に臨んだほうがよいでしょう。

手ブレ補正機能
最近のレンズには「手ブレ補正機能」がついているものがあります。
NikonのVR(
Vibration Reduction)レンズ、CanonのIS(Image Stabilizer)レンズなどがそうです。いずれもシャッタースピードを2段から4段早めた効果があるとされています。暗所や動きのある被写体の撮影で威力を発揮します。


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