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最近、カメラの製品説明で「フルサイズ」という言葉をよく耳にされるかと思いますが、フルサイズとはカメラのボディの大きさのことではありません。撮像素子(イメージセンサー)の大きさが35mmフィルムと同じ大きさ(36mmX24mm)ということです。このフルサイズの撮像素子を持つカメラのことをFX機と呼びます。対してフルサイズより一回り小さな撮像素子(23.4mmX16.7mm)を持つカメラをDX機と呼びます。

フルサイズの
撮像素子が有利な点は、何と言っても光量の大きさです。たくさんの画素を構成することができるという面もありますが、なにより高感度特性がDX機(撮像素子がAPS-Cサイズのもの)の比ではないということです。DX機の撮像素子の面積372.88mm2に対してFX機(フルサイズ)のは864mm2と何と2.3倍もの光を集めることができるのです。
このフルサイズならではの利点を活かして、通常ならストロボが欲しいところやもう少し絞って撮りたい場合、思い切ってISO感度を上げて撮影しても問題なく美しい写真が撮れます。

  ※イメージセンサーの大きさ
sencer





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